中部地方・東海地方・東海3県・中京圏の違いとは？

日本の地名とは難しいもので、
〇〇地方、〇〇圏など言い方が
とても多いですよね？

正直知らないと、ニュースや天気を
見てもちんぷんかんぷん…

そこで今回は、
中部地方・東海地方・東海3県・
中京圏の違いについて調べてみました。

について詳しくお話しをしていきます。

正直、どこでもいいのでは？
と思われるような違いですが、
そこにはきちんと意味があります。

2020年にはオリンピックもありますし、
日本人たるもの自国のことは答えられないと
恥ずかしくて赤面してしまいます！
ここで違いをはっきりと確認しましょう。

1.中部地方はどこのこと？

中部地方は日本の地方区分のひとつで、
東海地方・中央高地。北陸地方からなる
本州中部の総称のことを言います。

上記地図の緑色に塗られた部分が
その中部地方です。

新潟県・富山県・石川県・福井県
山梨県・長野県・岐阜県・静岡県
愛知県の9つの県がこの中部地方に属します。

日本アルプスを中心に、ちょうど
東京都と大阪府の中間に位置することから
東側と西側でも様々な面で違いがあり、
一体の地方としての結びつきは強くないです。

中部地方の一部である東海地方。

この東海地方は本州中央部の
太平洋側に面する地域のことで
愛知県・岐阜県・三重県・静岡県の4県、
あるいは静岡県を除いた3県のことを指します。

区別のため、
静岡県を含む4県を東海4県
静岡県を除く3県を東海3県
と表現することがあります。

東海3県は名古屋市を中心とした
経済的・文化的・人的交流などの
強い結びつきのある中京圏の中の
愛知県・岐阜県・三重県の
3県を指します。

東海道筋が通っている3県を表す名称で、
3県の頭文字の『愛三岐』
『中部3県』『中京地方』とも呼ばれます。

中京圏とは
愛知県名古屋市を含む都市圏のことで
日本の三大都市圏の一つで、

別名・名古屋圏、中部圏とも呼ばれます。

『中京』とは、明治時代に
東京市(現在の東京都)と京都市との
中間に位置していたことから、
呼称されていた名古屋市のことを指します。

明治20年代なかばより使用例がみられ、
名古屋を中心とする産業、鉄道、都市の
発展で「東海道線の中間点」を、

さらに「ひそかに全国の中心」を目指す
名古屋経済圏の意味がありました。

では東海3県に
静岡県が含まれないのはなぜでしょう？

そもそも東海3県は上記でも書いた通り、
名古屋市を中心とした
経済的・文化的・人的交流などの
強い結びつきのある
中京圏の中の3県から成っています。

静岡県は東海4県の中で一番名古屋から遠く
かつ中京圏に含まれていないため、
東海3県には含まれないのです。

中京圏には由来がありましたが、
中部地方・東海地方には
由来があるのでしょうか。

順番に見てみましょう。

【中部地方】

中部地方は
東海地方・中央高地。北陸地方からなる
本州中部の総称で、
元々は教育的地域単位として
生まれたそうです。

1900年に北海道、奥羽、関東、中部、近畿、
中国、四国、九州と8区分にした際に
関東と近畿の中間だからという理由で
中部地方になったそう…

【東海地方】

東海地方は
本州中央部の太平洋側に面する地域で
三重県から茨城県まで伸びていた
五畿七道の東海道に由来して
このように呼ばれています。

いかがでしたか？
意外と分かりづらかった
中部地方・東海地方・東海3県・
中京圏の違い
お分かりいただけましたか？

これでニュースや新聞で
中部地方･東海地方･東海3県･中京圏と
紹介されても区別がつきますね☆

他にも同じような地域の違いについての
記事もあります。

せっかくなので、他の地域のことも確認して
より地域の区別ができるように
なっちゃいましょう！