『マナー』『エチケット』『モラル』『ルール』。
どれも社会で生きる一員として
破っちゃいけない大切なヤツです(*^-^*)
でも…この4つの正しい違いって
パッといわれてわかりますか??
「え?違い!?」ってなっちゃいますよね!
そこで今回は
『マナー』『エチケット』
『モラル』『ルール』の違いを
調べてみました。
- それぞれの意味と具体例
- ルールができる!モラルがかけたことが原因?
- 世界で一番マナーに厳しい国は?日本ってホント?
について詳しくお話しします。
マナーやモラルのない人って
みていて恥ずかしいですし、
エチケットやルールを守れる大人で
ありたいですよね。
具体例とともに違いをご紹介します(^-^)
a.マナーとは?
まずは『マナー』からいきましょう!
『マナー』を辞書で調べてみると、
態度。礼儀。礼儀作法。
(引用元:コトバンク)
とあります。
『マナー』とは礼儀のこと。
つまり社会的な規則などの決まり事ではなく、
みんながより気持ちよく過ごすための
ちょっとした知恵や思いやり
といったところでしょうか。
決まり事ではないので
マナーを守らなかったとしても
罰則などはありません。
でも「あの人はマナーがなってないなぁ」と
周りの人からは軽く軽蔑されます(;^ω^)
a.マナーの具体例
周りから軽蔑されるのは嫌ですよね!
マナーの具体例を覚えておきましょう。
- テーブルマナー(ナイフの使い方など)
- 食事のマナー(口を閉じて噛むなど)
- エレベーターに乗るときのマナー
(降りる人が先、乗る人が後) - 銭湯に入るときはよくかかり湯をする
- 犬のお散歩マナー
(リードウォーク&糞尿は拾って帰るなど)
b.エチケットとは?
次は『エチケット』です。
『エチケット』を辞書で調べてみると、
礼儀作法。
(引用元:コトバンク)
とあります。
…
「『マナー=礼儀』と一緒じゃん!?」
って思いますよね(-_-;)
たしかに辞書的には一緒なんですが、
- マナー:社会みんなのため
- エチケット:個人的なこと
という対象の違いがあります。
マナーはみんなが気持ちよく過ごすための
ちょっとした知恵ですが、
エチケットは特定の個人に対する思いやり
なのです。
b.エチケットの具体例
エチケットの具体例を覚えておくと、
ビジネスシーンやデートのときに
とっても役立ちます!
- 服装のエチケット
(大切な場面ではネクタイをしめるなど) - みだしなみのエチケット
(会社に行くときには寝ぐせを直すなど) - 言葉遣いのエチケット
(敬語や謙譲語の使い方など) - メールの書き方のエチケット
c.モラルとは?
『モラル』を辞書で調べてみると、
道徳。倫理。また、人生・社会に対する精神的態度。
(引用元:コトバンク)
とあります。
…かなり抽象的でわかりにくいですよね。。
わかりやすく言い換えると、
『モラル』とはつまり個人の良心のことです。
善悪の基準といってもいいかもしれません。
社会的な規則ではなくマナーやエチケットと
言うほどのことではないけれど、
良心的な言動だなぁと思わず関心してしまう
気遣いや心遣いを『モラル』といいます。
c.モラルの具体例
とはいえあいまいな『モラル』ですから、
具体例をみておきましょう。
- 汗っかきなので自腹で空気清浄機を買った。
- あの人は喫煙者だけど、
歯磨きをしてから部屋に戻ってくるので臭くない。 - 引っ越しの挨拶に
わざわざ手土産を持ってきてくれた。 - 子どもが生まれて泣き声でうるさくなるかもと
わざわざ知らせにきてくれた。
d.ルールとは?
最後は『ルール』です。
『ルール』を辞書で調べてみると、
規則。きまり。
(引用元:コトバンク)
とあります。
『ルール』はずばり決まり事のこと。
これはわかりやすいですね(*^-^*)
d.ルールの具体例
一応ルールの具体例もみておきましょう。
- 交通ルール(交通規則)
- 学校のルール(校則)
- このマンションではルールとして
共有部に物を置かないよう決まっています。 - 映画館では静かにするというルールを守ろう。
- マナー:
みんながより気持ちよく過ごすための
ちょっとした知恵や思いやり。 - エチケット:
特定の個人に対する思いやり。 - モラル:
個人の良心。善悪の基準。 - ルール:
決まり事。
ルールができる!モラルがかけたことが原因?
モラルを守らない人が増えてくると、
だんだん『ルール』として
厳格な決まり事になっていきます。
たとえば犬の散歩のモラル。
公園ではリードウォークが当然のモラルですが、
ノーリードで遊ばせる飼い主さんが
増えてきたとしましょう。
するとそのうち公園に
「犬にはリードをして離さないでください」
という看板が立ちます。
ノーリードが『モラル』から『ルール』に
なってしまうのです。
世界で一番マナーに厳しい国は?日本ってホント?
普段日本で生活していると
そんな窮屈には感じませんが、
実は日本は世界的にも
マナーに厳しい国といわれています。
外国の人からみると
日本はマナーが多すぎる!!
とびっくりするそうです( ゚Д゚)
特にビジネスマナーが多すぎるそうで、
- エレベーターのドアが閉まるまで頭を下げる
- 敬語の使い分け
- 会議の前に周到な根回し
(自由な発言は暗黙の了解でNG) - 御社や貴社など独特の言い回し
などなど、不可解で厳しいマナーだと
驚くのだとか。
…日本人からみれば
フランス料理のマナーのほうが
訳わかんないし難しいですけどね( ´艸`)
まとめ
いかがでしたか?
『マナー』『エチケット』『モラル』『ルール』は
- マナー:
みんながより気持ちよく過ごすための
ちょっとした知恵や思いやり。 - エチケット:
特定の個人に対する思いやり。 - モラル:
個人の良心。善悪の基準。 - ルール:
決まり事。
という意味です。
この4つのうちもっとも厳格などが『ルール』で、
『モラル』を守らない人が増えると
『ルール』になってしまいます。
また日本は世界的にもマナーに厳しい国で、
特にビジネルマナーの数々には
外国の人はびっくりするそうですよ(;^ω^)