美味しくて人気のおしゃれなお菓子、
「マドレーヌ」や「マフィン」、
「フィナンシェ」。
どれも名前からしてすごく美味しそう
ですよね?
それぞれ形が違うので、違うお菓子と
いうことは分かりますが、
見た目も似ているし、味の違いも
いまいち分からない・・・
「このお菓子たちは何が違うの?」
と感じたことがある人もいるのでは?
今回は、ティータイムを華やかにして
くれる洋菓子「マドレーヌ」「マフィン」
「フィナンシェ」の違いと材料について
解説しちゃいます(*^-^*)
フィナンシェ・マドレーヌ・マフィンの違いとは?
見た目もおしゃれで、とても美味しい
洋菓子の「マフィン」「マドレーヌ」
「フィナンシェ」の違いは何でしょうか?
最初に説明しておくと、マドレーヌと
フィナンシェはともに「フランス」発祥の
お菓子です☆
また、マフィンには2つの種類があるのを
知っていましたか?
1つ目は「アメリカ式」のマフィン、この
マフィンは焼き菓子として知られています。
そして、2つ目はファストフード店の
朝メニューでもお馴染みのマフィンは
「イギリス式」となっています。
マフィンはそれぞれの形にちょっとした
特徴があって、「タルトレット」という
波形の縁のできる形や、
カップケーキの型で焼いたものなど、
形に特別に決まりがあるわけでは
ないのです。
マドレーヌに関しては、一般的に
連想するのは「シエル(貝)」の
マフィンではないでしょうか?
マフィンの話が少し長くなりましたが、
まず最初に「フィナンシェ」の解説から
入っていきますね♪
a.フィナンシェの語源とは?
前述でも少しお話ししましたが、
フィナンシェはフランス発祥の
お菓子になります。
「フィナンシェ」
とはフランス語で「金融家」という
意味があります。
このお菓子は「金融街」で働く人たちへ
向けて作られたお菓子なのです。
そういえば、形が延べ棒に似ていると
思いませんか?
そう!「金の延べ棒」を表現しているの
ですね(*^-^*)
金融街の人は毎日、バタバタと忙しく
働いていたことから、
「金融街で働く人がで気楽に食べられる
お菓子を作ろう!」
と職人が思い立ち、作られたお菓子
なんです!
a.フィナンシェの材料とは?
フィナンシェは毎日忙しく働く
「金融街」の人たちへ向けて作られた
お菓子ですが・・・
クッキーなどのように、食べると
食べカスがこぼれ、スーツを汚してしまう
お菓子が多かったのです。
そこで、考えられたのがバターを多く入れて
こぼれにくいお菓子「フィナンシェ」が誕生
したというわけ。
フィナンシェを食べたときの触感は、
焦がしバターの風味を持った、
表面はサクサクしていて、なかは柔らかい
触感になっていいます。
フィナンシェの材料は以下のように
なっています。
●卵白
●薄力粉
●バター
●砂糖
●アーモンドプードル
ベーキングパウダーを使わず、
薄力粉を少なめに使用します。
アーモンドプードルはたっぷり
入れるのが特徴のようです!
b.マドレーヌの語源とは?
さて、お次はマドレーヌの語源に
ついて見ていきましょうか。
マドレーヌは、「貝の形」をしたものが
一般的ですね。
マドレーヌの語源については、
由来がいくつかあるので表に
まとめました。
●「マドレーヌ・ポルミエ」という召使が作った
●「マドレーヌ・シナモン」という料理人が作った
●「マドレーヌ」という女性が作った
どの説が正しいのか、今のところ分かっては
いませんが、「マドレーヌ」という名前の
人物が作ったという説が濃厚のようですね。
b.マドレーヌの材料とは?
マドレーヌはどのような材料を
使って作られているのでしょうか?
上記で説明した、フィナンシェと
少々レシピが似通っているところも
あります。
●卵
●薄力粉
●砂糖
●バター
●ベーキングパウダー
特徴としては、卵と薄力粉以外の
材料が同量で入れられます。
また、お好みでレモン汁を足して
みても美味しいです♡
c.マフィンの語源とは?
マフィンの語源はというのは、
貴婦人たちが手を温めるために
使っていた「マフ」。
このマフの代わりにパンで
手を温めることがしばしばあった
ようです。
そこから「マフィン」という名前が
きていると言われています。
ちなみに、マフというのは両端から
手を入れる円筒状のファッション小物の
ことです。
c.マフィンの材料とは?
マフィンの材料はかなりマドレーヌと
激似です。
異なっているのは、ほんのわずかな
部分だけとなっています!
●卵
●薄力粉
●砂糖
●牛乳
●ベーキングパウダー
●油脂(バター)
マドレーヌとの違いはほぼ「牛乳」だけ
ということになりますね。
また、マドレーヌは卵とベーキングパウダー
以外の材料は同量に入れますが、
マフィンの場合は、薄力粉がその他の
材料(砂糖、牛乳、バター)の倍の量を
使うことです!
マフィンにはアメリカ式とイギリス式があるの?
最初の前述でも、少し話しましたが
マフィンには「アメリカ式」と
「イギリス式」があります。
焼き菓子で知られるのは、「アメリカ式」で
高さのある丸いカップで焼かれるのが一般的
でしょう。
ファーストフードで見かけるマフィンは
「イギリス式」で平たい円形に焼き上げて
作られますね。
まとめ
こう考えてみると、それぞれ形も
材料も異なっていますね。
●フィナンシェ
形:延べ棒のような長方形
発祥:フランス
●マドレーヌ
形:貝の形
発祥:フランス
●マフィン
形:小さな円柱
発祥:不明
材料に関しては一部入れるものが
違うというだけでした。
同じように焼き菓子で、違いがあるのか
分かりにくいものは他にもあります。
この2つも人気の焼き菓子ですが、違いが
はっきり知っている人は少ないと思います。
ぜひ、記事読んで違いをすっきりさせて
みてくださいね(*^-^*)