実際に見たり、聞いたり、実践したり
何か壁にぶつかる、といったできごとを
「経験した」「体験した」と言いますよね?
この2つの言葉を並べたときに、
どのような意味の違いがあるのでしょう?
単純に見るだけなら、同じ言葉に
見えると思いますが、ちょっとだけ
ニュアンスに違いを感じる気もします・・・。
ですが、「経験」も「体験」も
似ている言葉ではあるので、
気になりますよね?
こそで、今日は似ている用語の仲間の
1つである「経験」と「体験」の違いに
ついてお話したいと思います!
経験と体験の違いとは?
何かを聞いたり、見たり、行ったり
そんなときに使う用語として
「経験した」「体験した」と2つの
種類があります。
この言葉の正確な意味の違いを
説明できる人って少ないのでは?
そもそも、同じ意味なのでは?
と感じている人も少なくない
でしょう。
あまり知られていないこの2つの
違いについて下記から解説します。
a.経験の意味とは?
まずは「経験」の意味に
ついてです。
経験というのは、実際に見たり、
聞いたり、行ったりすること。
また、それによって得ることが
できた知識やスキルのことです。
つまり、経験というのはあなたが
実際に見た、聞いた、行ったことを
通して、
あなたに身に付いたものがあった場合に
用いるのです。
a.経験の例文
文章で、経験の意味を説明して
きましたが、
例文を使っての方が分かりやすいので、
下記に例文をまとめてみました!
●接待の経験がある
●海外に住んでいた経験がある
●今までの人生経験
などなど、他にも分かりやすい例文も
たくさんありますが、一部を抜粋して
ご紹介させていただきました。
では、「経験」に比べて「体験」に
ついてはどうでしょうか?
b.体験の意味とは?
それでは、お次に「体験」の解説に
移っていきましょう(*’▽’)
「体験」は「経験」とどのような違いを
持っているのでしょうか?
体験というのは、自分で見たり、聞いたり
経験すること。
「???」
先ほどの「経験」の意味と同じでは?
と思いますよね。
体験の場合は、
「あなたの行為や実地での見聞」
という体験そのものがフォーカス
される傾向があるようです。
これでは、いまいち分かりずらいと
思いますので、次の項目で例文を
使ってお教えしましょう!
b.体験の例文
体験は文章での説明がやや難しいので、
例文を使って更に、分かりやすくご説明
しますね(*^-^*)
例えば、
「経験値」とは言っても、
「体験値」とは言いません。
この場合、「体験」というのが主体に
なるので、「値」をつけことはできません。
また、
「疑似体験」とは言っても
「疑似経験」とは言いません。
それは、「本物に近い体験をした」と
いう体験に趣をおいているから。
要するに、経験は自分が見て、聞いて
実践したこと、吸収できたことを
指しますが、
体験は「戦争体験」「心霊体験」といった
その人が実際に感じたことに趣を置くのです。
つまり、部分的な感覚を指している
ことになります。
経験・体験を英語で表すと?意味とは?
「経験」と「体験」は英語に表すと
同じ単語になります。
何て単語になるのかご存知ですか?
単語なら、知っている方も多いかも
しれませんね(*^^*)
「experience(エクスペリエンス)」
と表します。
この単語は「体験をした」「経験をした」と
表すときのどちらにも使われるようです。
英語では、この似通った2つの言葉は
同じ意味として使っています。
そう考えると、他の国に比べて
日本は1つの単語を細かく使いわけてる
国なのかもしれませんね。
ここで、経験と体験について簡単に
まとめておきます♪
●経験⇒その人が見た、聞いた、実践したこと。また、それによって得た知識やスキルなどを意味する(※人生に直結するもの)
●体験⇒その人が見た、聞いた、行った部分的な経験(※人生とは関係ない部分的なもの)
まとめ
いかがでしたか?
「経験」と「体験」の解説をしてき
ましたが、体験の解説はかなり分かり
ずらかったと思います。
最後にまた、簡単に分かりやすく
違いをまとめ直していますね。
●経験⇒その人が見て、聞いて、実践したこと、
またそれによって得た知識やスキルを指す。
(※人生に直結するもの)
●体験⇒その人が見たり、聞いたり、行った
部分的な経験 例:心霊体験、震災体験など。
(※人生に直結しない)
体験は心霊体験や震災体験、戦争体験と
いった部分的な経験で使う言葉です。
ですから、経験の方が広範囲で使用される
場合が多いですね。
また、少し話が変わりますが
人生のなかであなたは子供の頃に
「保育園」「幼稚園」に通っていた
記憶はありませんか?
ちなみに、あなたは「保育園」と
「幼稚園」の違いを説明することが
できますか?
1度は何が違うのか気になったことが
ある人もきっと、いると思います。
「子供を預ける施設」としては
同じですが、実は意外な違いが
ありました。
ぜひ読んでみてください♪