『cc』と『ml』。
料理でよく使う言葉ですが、
正確な意味、覚えてますか?
そう、ccもmlも液体の単位のことです。
家庭科の授業で習いましたよね(*^-^*)
でも…”どっちがどのくらいの量か”
までは覚えてない方が
多いのではないでしょうか。
レシピ本にもccとmlどちらも書かれてるので、
ごっちゃになっちゃいますよね(-_-;)
そこで今回は
ccとmlの違いを調べてみました。
- ccとmlの違いとは!量は同じって本当?
- ccの意味とは?
- mlの意味とは?
について詳しくお話しします。
ちょっとした雑学ですが、
知っていると意外とモテたりします( ´艸`)
しかも実はccを使えない場面もあるので、
このチャンスにしっかり覚えておきましょう!
ccとmlの違いとは!量は同じって本当?
ccとml、
違う単位ではありますが実は!
量は同じです。
どんな液体をどんな場面で計っても、
1cc=1mlです。
牛乳パックはmlを使うことが多く
大さじ小さじはcc表記が多いですが、
液体や道具によって使い分け方を
しているわけでもありません。
いつでもどこでも1cc=1mlです。
「じゃあなんでccとml、
2つの単位を使ってるの??
ややこしいっ!」
って思いますよね(;^_^A
実は、量は同じでも
ccとmlには明確な違いがあるのです。
- 出発点が違う
- ccは国際的には使えない
- 日本工業規格JISなどでも使えない
ccとml、それぞれの意味から
詳しく違いをみていきましょう。
1.ccの意味とは?
まずはccの意味です。
- 「キュービック・センチメートル」の略
- いわゆる「立方センチメートル(cm3)」
(センチメートルの3乗)
つまり1ccとは、
1辺が1cmのサイコロの中に入る液体の量
というわけです。
このようにccは液体の体積を出発点に
考えらえている単位なのです。
2.mlの意味とは?
ではmlの意味をみてみましょう。
- 1L(リットル)の1000分の1
つまり1mlとは、
1Lを基準に1000分の1した液体の量
というわけです。
このようにmlはリットルを出発点に
考えられています。
また、ccは手書きすると
数字の「00」や英語の「oo」と紛らわしいため、
国際基準やJISでの使用が禁じられています。
同じ理由で、日本の計量法でも
取引や証明にはなるべくはccを使わない方が
いいとされています。
まとめ
いかがでしたか?
普段何気なく使っているccとmlですが、
実は量はまったく同じです。
どんな液体をいつ計っても、
1cc=1mlです。
ただし、ccとmlが全く同じという
わけではありません。
ccとmlには明確な違いが3点あります。
- 出発点が違う
- ccは国際的には使えない
- 日本工業規格JISなどでも使えない
ccは液体の体積を出発点にしている単位で、
1ccは1cm角のサイコロに入る
水の量を意味します。
対してmlはLを出発点にしている単位で、
mlは1Lを1000分の1した量を意味します。
また、ccは
国際基準やJISでの使用が禁じられています。
手書きすると数字の「00」や英語の「oo」と
読み間違えてしまう恐れがあるからです。
同じ理由で、日本の計量法でも
取引や証明にはなるべくはccを使わない方が
いいとされています。
とはいえmlとccの意味する量は同じ。
年配の方はccで慣れている方が多いこともあり、
レシピ本などでは
- 大さじ1(15cc)
- 水100cc
というように
cc表示されていることもまだ多いです。
手元の計量カップにmlしか書いてなくても、
慌てなくて大丈夫。
スープも水も牛乳もぜーんぶ
1cc=1mlですから、
そのままメモリだけ読んで計ればOKです♪