コンビニやスーパーに売っている食べ物や
飲み物、お総菜などどれも手軽に手に入り
とても便利ですよね。
ところで、これらの事をなんと呼びますか?
商品?製品?
この違い、わかっているようで意外と悩んで
しまいますよね。
また、サービスなどはどちらになるので
しょうか。
そこで今回は、
・商品と製品の違い
・サービスが含まれるのはどちらか
・会計・簿記で使われる用語は?
これらについてお話していきたいと
思いますので、しっかり勉強して間違わずに
使えるようになりましょう!
商品と製品の違いとは?
実際に商品と製品にはどのような違いが
あるのでしょうか。
なんとなくわかるような気がしますが
ハッキリと説明が出来なかったりしますよね。
まずは、それぞれの言葉の定義について
説明していきます。
1.商品の定義とは?
まず「商品」の定義からです。
商品を辞書で調べると、
売るための品物。販売を目的とする財およびサービス。
引用元:デジタル大辞泉(小学館)
という意味になります。
商品の定義は、販売を目的とした品物
すべてのこととなります。
私たちが普段お店で買っているものは商品に
含まれますね。
2.製品の定義とは?
続いて「製品」の定義についてです。
製品を辞書で調べると、
販売するためにつくった品物。ある原料からつくった品物。
引用元:デジタル大辞泉(小学館)
という意味になります。
製品の定義としては、加工されていたり、
原料があるものとなります。
原料から手を加えられたものが製品という
言葉に含まれます。
サービスも含まれるのはどっち?
では、”サービス”はどちらに含まれるので
しょうか。
それは、「商品」に含まれます。
ホテルでのホテルマンのサービスや
レストランの接客なども商品となります。
先程各言葉の意味を説明した時の復習に
なりますが、”製品”は原料があってそれを
加工したものとお伝えしました。
人が行うサービスには加工も出来ないですし
原料も無いので、製品ではなく商品と
なるのです。
会計・簿記で使われる用語とは?違いは加工にあった?
商品と製品の違いがわかってきたと
思いますが、企業などの会計・簿記では
どのように使い分けるのでしょうか。
会計・簿記では、
商品=加工せずに売るもの
製品=加工して売るもの
このように分けられます。
つまり、畑などから収穫し加工せずに
スーパーなどに並ぶ野菜は商品で、それを
加工したお惣菜や漬物などが製品となります。
まとめ
いかがでしたか?
商品と製品の違いについて理解する
ことが出来たでしょうか?
今回のお話をまとめると、
・商品は販売を目的としたすべてのもの
・製品は原料があり、加工されたもの
・サービスは商品に含まれる
・会計・簿記では加工するかしないかで
商品と製品を使い分ける
このようなお話でしたね。
このことを踏まえて、これからスーパーに
行って、これは商品、これは製品と勉強
するのもいいかもしれませんね。
また、下記記事でも似たような言葉の違いを
説明しています。
併せて是非お読みください!