『金管楽器』と『木管楽器』。
吹奏楽部などの経験のない人には
見分けが難しい楽器ですよね。
わたし実は
「金ぴかなのが金管楽器で
木でできてるのか木管楽器かな?」
と思ってたんですが…
調べてみたらまったく違いました(><)
今回は
「金管楽器」と「木管楽器」の違いをご紹介します。
- 金管楽器と木管楽器の違いとは?
- フルートとサックスはどっちの種類?
- 難しさにも違いがあるの?
- 金管楽器と木管楽器は両立できる?
について詳しくお話しします。
金管楽器も木管楽器も、
実はみなさん一度は演奏したことがあります。
意外と身近な楽器なので、
この機に覚えておきましょう。
金管楽器と木管楽器の違いとは?
「金管楽器」と「木管楽器」の違いはずばり!
- 演奏の仕方
の1点です。
それぞれ詳しくみてみましょう。
1.金管楽器とは?
まずは金管楽器から。
金管楽器を辞書で調べてみると、
唇の振動を管内の空気に伝えて音を出す管楽器の総称。
一般に、真鍮(しんちゅう)またはその合金で作られ、朝顔形の開口部をもつ。
(引用元:コトバンク)
とあります。
つまり金管楽器とは、
”唇を振動させて演奏する楽器”のこと
なんですね(^^)
トランペットやホルンなどが
金管楽器にあたります。
決して金ぴかだから金管、
というわけではありません!
トランペットやホルンなどが
金管楽器にあたります。
2.木管楽器とは?
では木管楽器とはなんでしょうか?
木管楽器は少しややこしいですが、
とりあいず辞書で調べてみましょう。
辞書には
木や竹の類で作り,息を吹込んで鳴らし,指孔を押えて,高低の音を変化させる管楽器。
日本の横笛などに代表される笛の類をさす。
(引用元:コトバンク)
とあります。
つまり、木管楽器とは
昔は木材でできた楽器を意味していましたが、
今では金管楽器以外の演奏の仕方をする
楽器の総称となっているのです。
リコーダーや尺八などなじみのある楽器が
木管楽器にあたります。
フルートとサックスはどっちの種類?
「楽器」と聞いてぱっと頭に浮かぶのは
フルートやサックスではないでしょうか?
どちらも吹けたらかっこいいですし、
きれいな音色であこがれますよね(^^)
フルートは金ぴかで
サックスは黒いイメージがありますが、
実はどちらも木管楽器です。
フルートとサックスは唇の振動ではなく、
息を吹き込んで空気を振動させて音を出します。
そのため金管楽器ではなく、
2つとも木管楽器に分類されるのです。
金管楽器と木管楽器の難しさにも違いがあるの?
金管楽器と木管楽器は
まったく演奏方法が違う楽器です。
そのため必要な技量もまったく違い、
難しさにも大きな違いがあります。
金管楽器と木管楽器を両立はできるって本当?
演奏方法がまったく違う金管楽器と木管楽器。
両立は難しいといわれています。
特に金管楽器は唇と震わすという
特殊な練習が必要なため、
木管楽器が得意だからできる
というわけではないそうです。
まとめ
いかがでしたか?
「金管楽器」と「木管楽器」の違いは、
- 演奏の仕方
の1点です。
金管楽器は唇の振動で音を出す演奏方法。
唇を上手く振動させないと音程はおろか
音さえだせないといわれています。
その上、肺活量も必要です。
トランペットやホルンなどが
金管楽器にあたります。
これに対して木管楽器とは、
昔は木材でできた楽器を意味していました。
しかし今では、
金管楽器以外の演奏の仕方をする
楽器の総称となっています。
フルートやサックスだけでなく、
リコーターや尺八といった
なじみのある楽器も木管楽器です。
金管楽器と木管楽器は演奏方法が違うため、
難しさもまったく違うといわれています。
特に金管楽器は唇を振動させるという
特殊な練習が必要なため、
一朝一夕では演奏できないそうです。
そのため、一般的には
金管楽器と木管楽器の両立は
難しいといわれています。