『伯父』『叔父』『小父』。
この3つの正しい使い方と違い、
わかりますか?
全部読みは「おじ」のくせに、
全部違う意味なんですよ…。
わけがわかりません(´;ω;`)
が!
正しい使い分けが必要な場面は
結構多いものなんです!
というわけで今回は、
『伯父』『叔父』『小父』の違い
を調べてみました。
- 伯父と叔父と小父の違い
- 結婚式の続柄!
伯父と叔父と小父どれを使う? - 叔父・伯父の配偶者!正しい続柄とは?
について詳しくお話しします。
結婚式などの大切な場面で
続柄を間違えては相手に失礼ですし、
大人として恥ずかしいです…(´;ω;`)
これを機に一緒に勉強しましょう。
伯父と叔父と小父のどんな違いがある?
まずは「伯父」「叔父」「小父」の
それぞれの意味を確認しておきましょう。
1.伯父(おじ)の意味とは?
伯父を辞書で調べると、
「父母の兄」とあります。
自分の両親よりも年上の兄姉の場合に
「伯」の字を当てるんですね(*^-^*)
「伯」は爵位のひとつなので、
なんとなーく年上のイメージがあります。
2.叔父(おじ)の意味とは?
叔父は伯父の逆で、
辞書で調べると「父母の弟」とあります。
自分の両親よりも年下の弟妹の場合に
「叔」の字を当てるということです。
「叔」の「又」には小さいという意味があり、
なんとなーく年下のイメージがあります。
3.小父(おじ)の意味とは?
最後に小父ですが、一味違っています。
辞書を調べてみると
よその年配の男性を呼ぶ語。「おじさん」「おじさま」などの形で用いる。
(引用元:goo辞書)
とあります。
血縁関係がなかったり遠縁のおじさんおばさんを
ひっくるめて「小父」「小母」と呼ぶわけです。
結婚式の続柄!伯父と叔父と小父どれを使う?
続柄をもっとも意識するのは
結婚式の席次表を作る時ではないでしょうか。
私もわからなくなって、
ブランナーさんに確認してもらいました( ´艸`)
さきほどもお話ししましたが、
- 父親の兄⇒伯父
- 父親の弟⇒叔父
- よそのおじさんや遠縁のおじさん⇒小父
が正解です◎
ちなみにですが、
- 父親の姉⇒伯母
- 父親の妹⇒叔母
- よそのおばさんや遠縁のおばさん⇒小母
と書きましょう。
父親の従兄弟の場合などは
「従兄弟小父」と書くこともあります。
ブランナーさんに相談してみてくださいね(*^-^*)
叔父・伯父の配偶者!正しい続柄とは?
では叔父・伯父の配偶者は
どうすればいいのでしょうか?
正しい続柄が知りたいですよね。
これはとっても簡単です(*^-^*)
- 叔父の配偶者⇒(義理の)叔母・義叔母
- 伯父の配偶者⇒(義理の)伯母・義伯母
が正解です◎
結婚式の席次表には
「義叔母」「義伯父」「叔母」「伯母」
のどれでもOKです。
義理を入れないといけない決まりはないので、
相手方と合わせて決めるのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
『伯父』『叔父』『小父』の違いと意味、
マスターできたでしょうか?
正しい続柄を書かないといけない場面は
意外とあるものです。
いざってときに慌てないように、
しっかり覚えておきましょう!
- 伯父⇒父の兄
- 叔父⇒父の弟
- 小父⇒よそのおじさん
ちなみに私はですが、
- 伯父の『伯』は爵位の1つなので
偉い→年上というイメージ - 叔父の『又』は小さいという意味なので、
小さい→年下というイメージ
で覚えています(*^-^*)
あなたもあなたなりの覚え方を
探してみてくださいね。
叔父・伯父の配偶者は
義理の叔母・伯母になります。
「義理の」や「義」を頭につけてもいいですし、
つけなくても大丈夫です。
結婚式の席次表などに書く時は、
相手方と表記を合わせておきましょう。
わからないときは
ブランナーさんに質問するのがおすすめです◎