傷と怪我の違いとは?正しい意味や語源を解説

「傷」と「怪我」

あなたはどのように使い分けていますか?

損傷した部分が小さいのが傷で、大きいのが
怪我など、損傷の大小で分けていたり
しませんか?

そう思っている人はとても多いと思います。

しかし、傷と怪我の違いには意外な理由が
ありました!

そこで今回は、

・傷、怪我の意味や語源
・交通事故は傷or怪我?
・怪我の功名とは?

こちらについてお話していきたいと
思いますので、しっかり使い分けが
出来るようにしていきましょう!

スポンサーリンク



傷と怪我の違いとは?

最初にも述べたように「傷」と「怪我」は
どのように違うのでしょうか。

まずはそれぞれの意味や語源を
見ていきましょう。

1.傷の意味・語源とは?

まずは「傷」の意味や語源について
”語源由来辞典”というもので調べて
みました。

【意味】
傷とは、切ったり打ったりして皮膚や肉を損ずること。またその部分。
けが。精神的な痛手。物の損じたところ。不名誉なこと。欠点。

【語源】
傷の語源には、「キリスリ(切擦)」の略、「キリサク(切り裂く)」が転じた説、「キザム(刻む)」と同源説、
「キルカサ(切瘡)」の中略「キサ」が転じたなど多くの説があり、「切る」「刻む」に通じると思われるが未詳。
「皮膚が損じたところ」以外の意味で使われた例は古くからあり、『源氏物語』や『平家物語』でも、「欠点」「恥」
「不名誉」の意味で使用される。
出典元:語源由来辞典

とあります。

傷には、身体的な損傷以外にも精神的(心)や
物の損傷に関して
使う事もあります。

「あの時の出来事で心に傷を負った」
などと言ったりしますよね。

2.怪我の意味・語源とは?

続いて「怪我」の意味や語源について
こちらも”語源由来辞典”で調べてみました。

【意味】
『傷』は傷そのものを指しますが、『怪我』は不測の事態によって傷を負ったという意味

【語源】
漢字で「怪我」と書くのは当て字。
「怪我の功名」や「慣れないことに手を出して怪我をする」など、「思わぬ過ち」や「過失」、
「思いがけない災難」などの意味で、「けが」は用いられる」。
これらの表現は「負傷」の意味から喩えたものではなく、本来、「過ち」などの意味に用いた言葉で、
そこから不注意のため身体に傷つけることや、その傷の意味で使われるようになったのである。
語源は未詳であるが、「けがる・けがれる」の語幹からと考えられる。
出典元:語源由来辞典

となっています。

怪我は、傷を負うのと同じ種類の意味では
ありますが、傷を負った理由が、思わぬ形で
傷を負って
しまった時に使います。

「怪我をしてしまった」というような
不可抗力で傷を負った時などに多く
使われます。

スポンサーリンク

交通事故は傷or怪我?

では、交通事故の場合には傷と怪我、
どちらを使うのでしょうか。

これは、どちらも使います。

なぜなら前後の内容によって使い分けるから
です。

・交通事故で負った傷跡が消えない。

・先日交通事故に遭って怪我をした。

どちらも使いますよね?

ただし、「傷」の場合はその傷を負った
部分について伝える時に使います。

「怪我」は交通事故にあって怪我をした
という出来事として伝える時に使います。

その為、交通事故で使う言葉は傷or怪我
という質問に関しては、両方とも使うという
回答になります。

怪我の巧妙とは?意味と関連しているの?

さて、ことわざにある、
「怪我の功名」とはどのような意味で
「怪我」の意味と関連しているのか見て
みましょう。

怪我の功名とは、失敗や過失、あるいは何気なくしたことなどが、偶然によい結果をもたらすことのたとえ。

出典元:故事ことわざ辞典

このような意味になります。

先程「怪我」の意味の説明をした際に
”不測の事態”という説明があったと思います。

「怪我の功名」も、過失などの不測の事態
から良い方向に事が進んだという意味
なるので、「怪我」という言葉の意味と
関連していることがわかります。

まとめ

いかがでしたか?

「傷」と「怪我」の違いについて
お話してきましたが、使い分ける事が
出来そうでしょうか。

今回の内容をまとめると、

・「傷」は損傷したそのもを指す。
・「怪我」は不測の事態によって傷を
負った時に使う。
・交通事故の場合はどちらも使うが、
伝える内容によって使い分ける。
・「怪我の功名」は「怪我」の意味と関連
している。

このような内容でした。

正しい意味を覚えて、人に説明する時や
人から聞いた時にしっかり理解出来るように
なりましょう!

Sponsored Links


言葉の違い



名波宏之をフォローする
違いを解決するサイト