『ラーメン』と『中華そば』と『支那そば』。
どれもおいしいですよね♡
誰もがよく食べる、
日本人の国民食の1つといっても
過言ではない食べ物です。
でも…
どうして3つも名前があるのでしょうか?
不思議ですよね(-_-;)
そこで今回は
ラーメン・中華そば・支那そばの違いを
調べてみました。
- ラーメン・中華そば・支那そばの違とは?
- ラーメンが使われた時代とは??
- 中華そばが使われた時代とは?
- 支部そばが使われた時代とは?
について詳しくお話しします。
ラーメンを食べるときに
違いを正しく語れたら、
ちょっとカッコいいかも!?ですよ(*^^*)
ラーメン・中華そば・支那そばの違とは?
ラーメン・中華そば・支那そばの違いは
ずばり!ありません。
試しに「中華そば」を辞書でひいてみると、
麺類の一種。ラーメンともいう。小麦粉に梘水(かんすい)を加えて水で練り,細めの線に切り出し,乾麺あるいはゆで麺にする。
(引用元:コトバンク)
とあります。
支那(シナ)とは昔の中国の呼び名なので、
中華そば=支那そば=ラーメンなのです。
ではどうして3つも名前ができたのでしょうか?
答えは、それぞれの名前が
よく使われていた時代にあります。
詳しくみていきましょう。
1.ラーメンが使われた時代とは?
『ラーメン』の呼び名が
どこからきていつから始まったのかは
諸説あります。
しかし一般的に『ラーメン』と呼ばれ始めたのは
おそらく戦後以降のことといわれています。
表記は「らぁめん」や「拉麺」がほとんど。
カタカナの『ラーメン』が使われ始めたのは
昭和33年以降のことです。
この年に世界初のインスタントラーメンである
チキンラーメン(日清食品)が誕生し、
カタカナの「ラーメン」が定着しました。
『ラーメン』が一般的になったのは
比較的最近のことなんですね(*^-^*)
ちなみに…
今はラーメンにも
いろいろな味付けがありますよね!
- 塩ラーメン
- 醤油ラーメン
- 味噌ラーメン
- トマトチーズラーメン
- チャーシュー面
- 豚骨ラーメン
- つけラーメン
などなど、私もまだ食べたことない味が
たくさんあります(*^-^*)
この味付けも、最初は中華料理にならって
塩味やお醤油味のみだったといわれています。
日本人のラーメン付きに後押しされて
どんどん新しい味が開発されてきたのです。
10年後にはもっとびっくりな
おいしい味付けのラーメンが
出てくるのかもしれないですね(*^-^*)
2.中華そばが使われた時代とは?
中華そばが使われ始めたのは
ラーメンよりもう少し前。
第二次世界大戦以降です。
ちょうど中国が『支那』から
『中華人民共和国』に名前を変えた頃ですね。
中国の麺という意味で
『支那そば』と呼んでいたため、
国の名前が変われば
そばの名前も変わるというわけです。
『中華そば』という表記と呼び名は
今でもよく使われています。
ラーメンが定着した昭和33年以降に
オープンしたお店や中華料理店では、
今でも中華そば呼びが健在です(*^-^*)
3.支部そばが使われた時代とは?
最後に支那そばが使われ始めた時代ですが、
定かではありません。
おそらく明治中期以降といわれています。
明治初期までは南京からきたそばという意味で
『南京そば』と呼ばれており、
その後『支那そば』に変化したといわれています。
まとめ
いかがでしたか?
ラーメン・中華そば・支那そばは
どれも同じお料理を指します。
作り方にも味付けにも違いはありません。
ただ、よく使われていた時代が違います。
- ラーメン:昭和33年以降に定着
- 中華そば:第二次世界大戦以降
- 支那そば:明治中期以降
とはいえ今でも
この3つはどれもよく使われています。
昭和33年以降オープンのお店や
中華料理店では『中華そば』呼びが一般的ですし、
ご年配の方は『支那そば』のほうが
なじみがあったりします。
ラーメン=中華そば=支那そばと覚えておけば
ラーメンの呼び方で困ることはありません☆