『祝日』『祭日』『祝祭日』。
どれもおめでたいお休みの日って
イメージですよね(*^^*)
学校や会社もお休みなったりして
うれしい日でもあります♪
でも…この3つの正しい違い、
わかりますか??
「何月何日は祝日でお休み」
ということは覚えていても、
この3つの違いを忘れちゃうこと
意外と多い気がします(;^^)
というわけで今回は
『祝日』『祭日』『祝祭日』の違いを
調べてみました。
- 祝日・祭日・祝祭日の違いとは?
- 祝日・祭日を一覧にまとめてみた
について詳しくお話しします。
3つの正しい意味を覚えておけば
取引先とのスケジュール調整などのときに
恥ずかしい思いをしなくてすみます。
ついでに日本の祝日と祭日も
この際頭にいれておきましょう!
祝日・祭日・祝祭日の違いとは?
『祝日』と『祭日』と『祝祭日』は、
実はぜーんぶ同じです。
意味に違いはありません。
ただ微妙な違いはあるので、
詳しくお話ししていきますね(^^)
1.祝日とは?
『祝日』を辞書で調べてみると、
祝いの日。特に国が定めた休日。
(引用元:コトバンク)
とあります。
つまり『祝日』とは
国民の祝日の正式名称というわけです。
現在の日本の祝日は、
「国民の祝日に関する法律」によって
昭和23年(1948年)に定められました。
国民みんなで休みましょうという
おめでたくありがたい日を、
国が法律で決めてくれているのです(^^)
ちなみに、祝日が日曜日と重なった場合に
月曜日が振替休日になりますよね。
この振替休日も『祝日』にあたります。
2.祭日とは?
『祭日』を辞書で調べてみると、
- 「国民の祝日」の通称。
- 皇室で祭典のある日。大祭日と小祭日とがある。
- 神社などで祭礼のある日。
- 神道で、死者の霊をまつる日。
(引用元:コトバンク)
とあります。
つまり『祭日』とは一般的に
国民の祝日の俗称というわけです。
昭和22年(1947年)に
皇室祭祀令が廃止されるまでは、
皇室で祭祀がある日を『祭日』と呼び
『祝日』と同じく休日とされていました。
「国民の祝日に関する法律」の制定によって
『祭日』という呼び名は正式にはなくなり、
全部『祝日』となりました。
撤廃された『祭日』もありますが、
『祝日』として残っているものもあります。
たとえば11月23日の勤労感謝の日は、
かつて「新嘗祭」という『祭日』でした。
3.祝祭日とは?
『祝祭日』を辞書で調べてみると、
旧制で、国が定めた祝日、または祭日。現在では「国民の祝日」という。
(引用元:コトバンク)
とあります。
つまり『祝祭日』とは『祭日』と同じく
国民の祝日の俗称というわけです。
正式な『祝日』と『祭日』が混ざって
『祝祭日』という言葉になりました。
皇室祭祀令のなごりですね。
どれも「国民の祝日」のこと。
- 祝日:
法律に定められた正式な言い方。 - 祭日:
国民の祝日の俗称。 - 祝祭日:
国民の祝日の俗称
祝日・祭日を一覧にまとめてみた
日本の『祝日』と『祭日』を
一覧でみておきましょう。
- 1月
1日…元旦
第2月曜日…成人の日 - 2月
11日…建国記念の日 - 3月
19~22日…春分の日 - 4月
29日…昭和の日 - 5月
3日…憲法記念日
4日…みどりの日
5日…こどもの日 - 7月
第3土曜日…海の日 - 8月
11日…山の日 - 9月
第3月曜日…敬老の日 - 10月
第2月曜日…体育の日
22~24日…秋分の日 - 11月
3日…文化の日
23日…勤労感謝の日 - 12月
23日…勤労感謝の日
まとめ
いかがでしたか?
『祝日』と『祭日』と『祝祭日』は
全部同じ国民の祝日という意味です。
ただ微妙な違いがあって、
- 祝日:
法律に定められた正式な言い方。 - 祭日:
国民の祝日の俗称。 - 祝祭日:
国民の祝日の俗称
となっています。
厳密に使い分けなくても
意味は通じると思いますが、
正しい意味を知っておくと
なんだかかっこいいですね(^ ^)
ちなみに…
『祝日』と『祭日』と『祝祭日』と同じく
似ているおめでたい日として、
ハロウィン・イースター・クリスマス・感謝祭
があります。
どれも外国からきたおめでたい日ですが、
日本に根付きつつあります。
新しい文化になっているので、
ぜひ一度読んでみてください(*^-^*)