懲役・禁錮・拘留の違い!重い刑罰なのはどれ?

「懲役」「禁錮」「拘留」の3つの言葉は
自由を奪う刑罰を表す言葉になります。

漢字は違いますが、刑罰を表すこの
言葉の違いを明確に説明することは
できますか?

「要するに、捕まったら出てこれない
ことでしょ?」

と思う人もいるでしょう。

普段の生活に馴染みが無さ過ぎて、
違いを理解していなくて当たり前ですよね。

そこで!今回は、違いが分かりにくい
懲役」「禁錮」「拘留」の違いについて
解説していきますね♪

 

懲役・禁錮・拘留の違いとは?

普段の生活の中で「懲役」「禁錮」
「拘留」といった言葉を聞くことは
まずないでしょう。

聞くとしたら、テレビのニュースくらい
ではないでしょうか?

何となく

「捕まった場合に使う言葉なんだろうな・・・」

とイメージできるほどしか多くの人は
理解していないのでは?

今回は、この3つの言葉の違いを徹底解説
していこうと思います!

1.懲役とは?

人は罪を犯して捕まったら、警察に捕まって
裁判にかけられます。

その裁判が行われる間は、「拘置所」という
施設に入ることになります。

その施設では毎日、朝と夕方に食事をとり、
週に2、3日運動して、昼間は簡単な作業や
自由な時間を過ごします。

もちろん、入浴だってすることができます。

裁判までの期間、裁判が終わるまでの
期間をこの「拘置所」で過ごすのです。

ただし、ここではまだ「懲役」では
ありません。

懲役ではないので、施設の中では少しの
制限はあるものの、

人権を完全に奪われていないので、ある程度
自由に過ごすことができるのです!

そして、いよいよ裁判が終わり
刑が決まったら「懲役」になるのです。

ですから、刑務所にいる受刑者たちは
「懲役」ということです。

懲役は「労働の義務」があり、人としての
自由を完全に奪われることになるのです。

2.禁錮(禁固)とは?

さて、次は「禁錮」の解説に入っていき
ますね!

「懲役」や「拘留」はまだ聞いたことが
あっても、この「禁錮」は一番聞きなれない
言葉ではないでしょうか?

禁錮というのは、受刑者を刑事施設へ
拘置する刑のことを意味します。

禁錮刑になると、懲役と同じように人権を
奪われることになります。

懲役と違うところは、「労働の義務」
発生しないということ。

ですが、労働がないからといって部屋の
なかでくつろいでいてもいい、という
ことではありません。

ですから、禁錮刑になった受刑者は
自ら「作業をしたい」と願い出る人が
多いようです。

作業をすることで、微々たるお金をもらう
ことができますから志願する者が多いの
でしょう。

3.拘留とは?どんな罪を犯した人が対象?

さて、次に「拘留」についての解説に
なりますが、

この拘留は3つの言葉のなかで、一番軽い刑に
なります。

拘留は労働を強いられることもなければ、
拘束される期間が決まっています。

拘留は1日以上、30日未満の期間、
刑事施設に身柄を拘束されるだけなのです。

もちろん、自由に過ごせるわけでは
ありませんが人権を奪われないので、

ある程度のお願いなら聞いてもらえる
こともあるのです。

刑事施設にいる間は、朝と夕に食事を
食べて、運動や入浴も制限がありますが
行うことができます。

施設の中で拘束されてはいるものの、
規則正しい生活が送れるわけですね。

ちなみに、どんな罪が対象に
なるのでしょうか?

対象となる罪

●食い逃げ
●窃盗
●暴力事件
●痴漢

比較的、軽い罪を犯した人は
拘留になることが多いです。

ただし、窃盗や暴力事件に関しては
盗んだ金額、被害の大きさによって
異なってきます。

常習犯になってしまうと、懲役になる
ことも大いにありえます。

 

自由刑は懲役・禁錮・拘留の総称?

「自由刑」というのは、受刑者の自由を
制限するものです。

制限期間が決まっている有期と期間が決まって
いない、無期の「懲役」「禁錮」「拘留」
あるのです。

ですから、結論をいうと「自由刑」とは
「懲役」「禁錮」「拘留」の総称を指す
言葉になります。

自由刑は「人の自由を制限する」ので、
それぞれの刑の重さによって、自由を
限される幅に決まりが出てくるのです!

また、刑罰には起訴されて有罪判決を受けた
場合の刑として、

「自由刑」以外に「生命刑」「罰金刑」
2つがあり、全部で3つに分かれています。

「罰金刑」はそのままで、罰金を払う義務が
課せられること。

そして「生命刑」は日本でいうと「死刑」
意味します。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

聞きなれない「懲役」「禁錮」
「拘留」の3つの言葉の違いを説明
させてもらいました。

最初は、区別がつかなかった方もこれで
少しは違いが分かっていただけたのでは
ないでしょうか?

最後にここで、3つの違いについて
再度まとめておこうと思います。

●懲役⇒刑事施設に拘束され、労働の義務が
課せられる

●禁錮⇒刑事施設に拘束され、労働の義務は
発生しない

●拘留⇒刑事施設に拘束され、労働の義務は
発生しない(※拘束は1日以上、30日未満)

こう考えると、この3つの中で一番
軽い刑は「拘留」、重い刑は「懲役」
なることが分かりますね!

今回は「刑事施設」に関係する言葉を
解説しましたが関連するの言葉で他にも
違いが分かりづらい用語があります。

⇒逮捕・検挙・書類送検・摘発の違い!分かりやすく解説

今回の記事と併せて、違いが気になる方は
ぜひ、目を通してみてくださいね☆

言葉の違い



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