『震度』と『マグニチュード』。
地震大国日本では
1週間に1度は聞く言葉です。
どちらも地震に関する単位なのですが、
正確な意味と違い、ご存知ですか?
私はなんとなくわかるってくらいで、
実はよく知りません…。
専門用語なので知らなくて当然なんですが、
知らないと余計不安になっちゃいます”(-“”-)”
そこで今回は
震度とマグニチュードの違いを調べてみました。
- 震度の意味とは?
- マグニチュードの意味とは?
- 東日本大震災の震度とマグニチュードは?
- 震度階級表とは?
について詳しくお話しします。
いつ大地震が来てもおかしくない日本ですから、
地震について少しでも知っておくことは
とっても大切なことですよね。
一緒に勉強して、万が一に備えましょう!
1.震度の意味とは?
まずは「震度」の意味から
マスターしていきましょう。
これは簡単で、ずばり
”揺れの強さ”のことです。
数字が大きくなるほど揺れも強くなります。
震度はかつでは体感や周囲の状況から
推定していましたが、
1996年4月以降は各地に設置された計測震度計で
気象庁が自動的に観測し速報しています。
2.マグニチュードの意味とは?
次に「マグニチュード」の意味を
マスターしましょう。
マグニチュードとは”地震の規模”のこと。
マグニチュードも震度と同じで
数字が大きくなるほど規模が大きくなります。
マグニチュードが1増えると
地震のエネルギーは32倍になるといわれており、
+1になっただけで大災害となってしまいます。
たとえばマグニチュード8の地震は、
マグニチュード7が32回分一気に来たくらい
大きなエネルギーで私たちを襲うのです…。
さて。そんな震度とマグニチュードって
たいていニュース速報で、
「〇〇町 震度3 マグニチュード2」
みたいに同時にでますよね。
震度のマグニチュードは
地震の大きさや規模を知る上でニコイチですが、
その関係は少しややこしいです。
マグニチュードが大きければ震度も大きい
というわけではありません。
マグニチュードの小さい地震でも
震源からの距離が近いと地面は大きく揺れるため、
震度は大きくなります。
逆にマグニチュードの大きい地震でも
震源からの距離が遠いと地面はあまり揺れず、
震度は小さくなります。
- 震度=地震の揺れの強さ
- マグニチュード=地震の規模
- 震度とマグニチュードは比例しない
東日本大震災の震度とマグニチュードは?
地震と聞いて多くの方が思い出すのが
2011年に発生した東日本大震災だと思います。
東日本大震災の最大震度は7。
阪神淡路大震災と新潟県中越地震以来
観測史上3回目の強い揺れでした。
マグニチュードは9。
日本の観測史上最大規模の大地震でした。
震度階級表とは?
震度は数字が大きくなるほど揺れも強くなる
とお話ししましたが、
それぞれどのくらいの揺れなのでしょうか?
気象庁が”震度階級表”という
目安を公表しています。
震度 | 揺れの目安 |
震度0 | 感じない |
震度1 | わずかな人が感じる |
震度2 | 大半の人が感じる |
震度3 | ほとんどの人が感じる |
震度4 | ほとんどの人が驚く。 電灯などが大きく揺れる。 |
震度5弱 | 大半の人が恐怖を覚え、 物につかまりたいと感じる。 |
震度5強 | 物につかまらないと 歩くことが難しい。 |
震度6弱 | 立っていることが困難。 |
震度6強 | はわないと動くことができない。 飛ばされることもある。 |
震度7 | 耐震性の高い木造建物でも まれに傾くことがある。 |
震度7では耐震性の高い家屋でも倒壊がおき、
被害も甚大になるといわれています。
まとめ
いかがでしたか?
震度とは地震の揺れの強さのことで、
東日本大震災では震度7を観測しました。
マグニチュードは地震の規模を意味し、
東日本大震災では9を記録。
日本の観測史上最大でした。
マグニチュードが大きければ震度も大きい
というわけではありません。
マグニチュードの小さい地震でも
震源からの距離が近いと地面は大きく揺れるため、
震度は大きくなります。
逆にマグニチュードの大きい地震でも
震源からの距離が遠いと地面はあまり揺れず、
震度は小さくなります。
震度は震度階級表にまとめられており、
震度7では建物の倒壊も多くなります。
万が一に備えて、
家具の固定や家屋の耐震補強を
しっかりやっておきたいですね。
100均の耐震マットでも
結構効果があるみたいですよ(*^-^*)