『出生地』と『出身地』。
『地元』と『故郷』。
それぞれの正しい意味の違い
ご存知でしょうか?
なんとなく同じような意味で
使ってしまいがちな言葉ですよね…(;~~)
でもこの4つ、
それぞれ微妙に意味が違っているんです!
今回は
『出生地』と『出身地』、
『地元』と『故郷』の違いを
調べてみました。
- 出生地と出身地の違いとは?
- 地元と故郷は同じ意味?
について詳しくお話しします。
違いさえきっちり覚えておけば、
「出身は?」と聞かれたときに
答えに迷わなくてすみます(^^)
ちょっとしたトリビアにもなりますし、
ぜひ一緒に勉強していきましょう!
出生地と出身地の違いとは?
『出生地』と『出身地』の違いはずばり!
- 生まれた場所
- 長く住んでいたば場所
の違いです。
それぞれ意味を確認していきましょう(^^)
1.出生地の場所とは?
まずは『出生地』から。
出生地を辞書で調べてみると、
生まれた所。
(引用元:コトバンク)
とあります。
わかりやすいですね(^^)
出生地とは読んで字のごとく、
生まれた場所のことです。
戸籍にも登録されるため、
日本人ならどの人も出生地は明確です。
昔は番地まで詳しく記載されていましたが、
今は最小行政区までが戸籍に記載されます。
たとえば「東京都千代田区」って感じですね。
戸籍をみる機会があれば、
ぜひご自身の出生地を確認しておきましょう♪
2.出身地の場所とは?
次は『出身地』です。
出身地は出生地よりも幅が広く、
辞書で調べてみると
その人が生まれた土地。また、育った土地。
(引用元:コトバンク)
とあります。
つまり「出身地どこ?」と聞かれたときには
- 生まれた土地
- 育った土地
の2パターンの答え方があるのです。
生まれた土地と育った土地が同じ人は
特に迷わないと思いますが、
生まれた土地と育った土地が違う人は
どう答えようか悩みますよね。
育った土地が複数ある人もいるでしょう。
そんなときには
生まれてから15歳までの間に
一番長く住んでいた場所
を出身地とするのがおすすめです◎
この時期に住んでいた場所こそ
あなたの人格形成に
もっとも影響を与えた土地といえますし、
きっとあなた自身も愛着が深いと思います(^^)
地元と故郷は同じ意味?
『地元』と『故郷』の違いはずばり!
- 今現在の関係の深い場所
- 生まれ育った場所
の違いです。
それぞれ定義をみていきましょう(^^)
1.地元の定義とは?
まずは『地元』から。
地元を辞書で調べてみると、
- そのことに直接関係ある土地。
- その人が居住している土地。また、その人の勢力範囲である土地。
(引用元:コトバンク)
とあります。
ちょっとわかりにくいですね(;~~)
いいかえると、
- ぶいぶいいわせている場所
- 大きな顔をして歩ける場所
という感じでしょうか??
要するに、
長く住んでよく知っている場所
ということです。
ただ、『地元』に明確な定義はありません。
今住んでいる場所に強い愛着を感じているなら、
たとえ短い期間しか住んでいなくても
そこが地元でOKです。
逆に長く住んでいる場所でも
特に愛着を感じられないときは、
そこを地元と無理に呼ぶ必要はありません。
2.故郷の定義とは?
最後は『故郷』です。
故郷を辞書で調べてみると
生まれ育った土地。ふるさと。
(引用元:コトバンク)
とあります。
つまり故郷は地元よりも明確で、
生まれ育った場所こそがあなたの故郷です。
まとめ
いかがでしたか?
『出生地』と『出身地』、
『地元』と『故郷』の違い
お分かりいただけたでしょうか?
- 出生地:生まれた場所
- 出身地:生まれた場所、または育った場所
- 地元:直接関係している場所
- 故郷:生まれ育った場所
出生地は戸籍にも登録されており、
日本人ならみんな明確です。
しかし出身地・地元・故郷に
はっきとした定義はありません。
一番長く過ごした土地や
一番愛着を感じている場所を、
出身地や地元と呼んでOKです。